月次会議のやり方|見る5つの軸と、社長1人でもAIと回す進め方
月次会議は、見る項目と進め方を決めてしまえば社長1人でも回せます。相手をAIにすれば壁打ちも成立します。SalesDockで実際にやっている月次会議のやり方と、毎月レビューする5つの軸を書きます。
この記事の数値について
SalesDockが自社の運用と自社サービスの提供のなかで記録した数値です。公表された統計ではありません。
- 対象
- SalesDockで実際にやっている月次会議
毎月1日に1時間、AIと会議する
月初の1日に1時間ブロックして、AIと月次会議をします。場所はカフェでも自宅でもOK。プロンプトに「先月の数字(添付)。先月の議事録抜粋(添付)。これを踏まえて経営者として何を見直すべきか、5つ挙げてください」と渡す。これだけです。
月次会議で見る5つの軸
- ① 売上:目標との差、構造変化
- ② 顧客:継続率、満足度、流失予兆
- ③ パイプライン:商談数、成約率、リードソース
- ④ 業務効率:時間配分、ボトルネック
- ⑤ 自分のコンディション:体調、メンタル、家族時間
⑤を入れているのがポイント。経営は経営者のコンディションが基盤なので、月1で自分も振り返ります。
AIに「厳しめに突っ込んで」と頼む
普通にAIに聞くと、迎合した回答が返ってきます。プロンプトに「厳しめの経営者目線で突っ込んでください」「曖昧な部分は深掘りしてください」と添えると、ハッとする指摘が出てきます。「先月の売上に対して、固定費の上昇率のほうが高いです。来月以降の利益率が下がるリスクがあります」とか。
議事録として保存する
月次会議の内容は議事録として保存します。半年経つと「2026年5月の月次会議でこの判断をしたら、今こうなってる」が見えるようになります。経営判断のトレーサビリティが、自分の成長にもつながります。
| 決めること | SalesDockでの決め方 |
|---|---|
| タイミング | 毎月1日 |
| 所要時間 | 1時間ブロックする |
| 場所 | カフェでも自宅でもOK |
| AIに渡すもの | 先月の数字、先月の議事録抜粋 |
| AIへの依頼 | 経営者として何を見直すべきか、5つ挙げてもらう |
| 頼み方 | 「厳しめの経営者目線で突っ込んでください」「曖昧な部分は深掘りしてください」と添える |
| 会議のあと | 内容を議事録として保存する |
月次会議の習慣化が、ひとり社長の安定を作る
月1の経営会議を続けてると、判断のブレが減ります。「今月の判断は感情的すぎないか」「先月と矛盾してないか」を、AIが俯瞰してくれる。ひとり社長の最大の弱点である「自己満足の落とし穴」を埋める仕組みです。
月次会議のフォーマットをご一緒します
AI顧問サービスでは、月次会議のテンプレ+AIプロンプトを業種別にカスタマイズしてお渡ししています。1人で経営判断を回す経営者ほど効きます。
よくある質問
ひとり社長でも経営会議はできますか?
できます。相手をAIにすれば、月次会議は1人でも回せます。毎月1日に1時間ブロックして、先月の数字と先月の議事録抜粋をAIに渡し、「これを踏まえて経営者として何を見直すべきか、5つ挙げてください」と頼むだけです。場所はカフェでも自宅でも構いません。
AIに経営の相談をしても、当たり障りのない回答しか返ってきません。どうすればいいですか?
普通に聞くと迎合した回答が返ってきます。プロンプトに「厳しめの経営者目線で突っ込んでください」「曖昧な部分は深掘りしてください」と添えると、ハッとする指摘が出てきます。たとえば「先月の売上に対して、固定費の上昇率のほうが高いです。来月以降の利益率が下がるリスクがあります」といった具合です。
月次の経営会議では、どんな項目を見ればいいですか?
5つの軸で見ています。売上(目標との差、構造変化)、顧客(継続率、満足度、流失予兆)、パイプライン(商談数、成約率、リードソース)、業務効率(時間配分、ボトルネック)、そして自分のコンディション(体調、メンタル、家族時間)です。経営は経営者のコンディションが基盤なので、5つ目も月1で振り返ります。
関連記事
泉 款太(いずみ かんた)
株式会社SalesDock 代表取締役
慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 中小企業の経営・営業・業務・データをつなぐ事業基盤の設計と実装を支援。 不動産・製造業・クリニックを中心に30社以上の業務改善に携わる。
代表メッセージを読む →