四半期レビューのAIテンプレート—ひとり社長のための3ヶ月振り返りフォーマット
四半期レビューは大企業の話、と思ってませんか。ひとり社長こそ3ヶ月で軌道修正する仕組みが大事です。SalesDockで使っている四半期レビューのテンプレ+AIプロンプトを公開します。
この記事の数値について
SalesDockが自社の運用と自社サービスの提供のなかで記録した数値です。公表された統計ではありません。
- 対象
- SalesDockで使っている四半期レビュー
3ヶ月=経営判断の単位
月次レビューが「直近の調整」なら、四半期レビューは「方向の見直し」です。3ヶ月の振り返りで「この事業ライン、続けるべきか」「次の3ヶ月で何に張るか」を判断します。
四半期レビューの5項目テンプレ
- ① 3ヶ月の成果(売上・契約数・できたこと)
- ② 3ヶ月の失敗(取れなかった案件・遅延・想定外)
- ③ 学び(戦略・営業・運用で得た知見)
- ④ 次の3ヶ月のテーマ(1つに絞る)
- ⑤ 削るもの(リソースを抜くべきもの)
「次の3ヶ月のテーマを1つに絞る」が一番大事。ひとり社長はすべての領域に手を伸ばすと結局何も進まない。1つに絞る勇気が事業を進めます。
AIプロンプト:振り返り資料を作る
3ヶ月分の議事録と数字をAIに渡して、「四半期レビューの5項目テンプレで振り返りを書いて。厳しめの経営者目線で」と渡します。15分で叩き台が出ます。それを自分が30分で整える。45分で四半期レビューが完了。
「削るもの」を必ず書く
⑤の「削るもの」を入れているのがミソ。新しいことを始めるには、何かを止める必要があります。ひとり社長は1日24時間しかないので、足し算より引き算のほうが効きます。四半期に1つ、必ず何かを止めます。
「来期の絵」を翌週に行動に変換する
四半期レビューで決めたテーマは、翌週から具体的なタスクに分解します。「次の3ヶ月はAI顧問の集客強化」と決めたら、翌週月曜には「X発信5本」「ウェビナー打診メール」「ブログ記事5本」のタスクが入っている状態。レビュー→計画→実行の連結が大事です。
| ステップ | やること | 目安 |
|---|---|---|
| 1. AIに材料を渡す | 3ヶ月分の議事録と数字を渡し、「四半期レビューの5項目テンプレで振り返りを書いて。厳しめの経営者目線で」と頼む | 15分で叩き台 |
| 2. 自分で整える | 出てきた叩き台を自分の判断で整える。次の3ヶ月のテーマは1つに絞り、削るものを必ず1つ書く | 30分(合計45分で完了) |
| 3. 翌週の行動に変換する | 決めたテーマを具体的なタスクに分解する(例:X発信5本、ウェビナー打診メール、ブログ記事5本) | 翌週月曜までに |
四半期レビューを一緒にやるパートナー
AI顧問サービスでは、3ヶ月ごとの四半期レビューを面談の中で一緒にやっています。AI壁打ち+人間メンターの二段で、判断の質を引き上げます。
よくある質問
ひとり社長にも四半期レビューは必要ですか?
必要です。月次レビューが「直近の調整」なら、四半期レビューは「方向の見直し」にあたります。3ヶ月の振り返りで「この事業ライン、続けるべきか」「次の3ヶ月で何に張るか」を判断するので、ひとり社長こそ3ヶ月で軌道修正する仕組みが効きます。
四半期レビューには何を書けばいいですか?
5項目で書いています。3ヶ月の成果(売上・契約数・できたこと)、3ヶ月の失敗(取れなかった案件・遅延・想定外)、学び(戦略・営業・運用で得た知見)、次の3ヶ月のテーマ(1つに絞る)、削るもの(リソースを抜くべきもの)です。とくに「次の3ヶ月のテーマを1つに絞る」が一番大事で、すべての領域に手を伸ばすと結局何も進みません。
四半期レビューはどのくらい時間がかかりますか?
3ヶ月分の議事録と数字をAIに渡し、「四半期レビューの5項目テンプレで振り返りを書いて。厳しめの経営者目線で」と頼むと15分で叩き台が出ます。それを自分が30分で整えれば、合計45分で四半期レビューが完了します。
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泉 款太(いずみ かんた)
株式会社SalesDock 代表取締役
慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 中小企業の経営・営業・業務・データをつなぐ事業基盤の設計と実装を支援。 不動産・製造業・クリニックを中心に30社以上の業務改善に携わる。
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