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業務改善2026年5月12日最終更新 2026年8月11日

戦略を1人で考える方法—ひとり社長のAI壁打ちで思考の質を上げる

ひとり社長は「戦略を考える相手」がいません。AIを壁打ち相手にして、思考の精度と速度を上げるやり方を書きます。SalesDockが実際に使っている戦略議論のプロンプトも公開します。

戦略思考の3つのモード

戦略を考えるとき、私は3つのモードを切り替えてます。①拡散モード(選択肢を増やす)、②収束モード(評価して絞る)、③検証モード(仮説を疑う)。AIには各モードで違うプロンプトを渡します。

モード目的AIに渡すプロンプト
①拡散モード選択肢を増やす◯◯(事業状況)。この状況で取りうる戦略選択肢を10個出してください。常識的なものから飛んだものまで
②収束モード評価して絞る10個の中から、ROIが高い順に3つ選んで。それぞれの前提条件・成功確率・必要投資を表で
③検証モード仮説を疑うこの戦略が失敗する5つのシナリオを挙げてください

①拡散モードのプロンプト

「◯◯(事業状況)。この状況で取りうる戦略選択肢を10個出してください。常識的なものから飛んだものまで」と渡します。10個出させるのがポイント。3個だと無難な答えしか出ない。10個強制すると、面白い選択肢が混じります。

②収束モードのプロンプト

「10個の中から、ROIが高い順に3つ選んで。それぞれの前提条件・成功確率・必要投資を表で」と聞きます。AIに数字をつけさせると、自分の感覚と違うときに気づきが出ます。

③検証モードのプロンプト

最後に「この戦略が失敗する5つのシナリオを挙げてください」と聞く。リスクの言語化はAIが得意な領域。自分では見落とすリスクが、結構な確率で出てきます。

最終判断は必ず自分がする

AIが選択肢を整理してくれても、選ぶのは自分です。AIは確率論的に正解を出しがちなので、業界の特殊性や自分の強みは反映されにくい。最後の選択は「自分が一番ワクワクするか」「自分が本当に得意な領域か」で判断します。

戦略議論のAI壁打ちを伴走

AI顧問サービスでは、月1の面談でAI壁打ちの結果を一緒にレビューすることがよくあります。1人ではなく、AI+人間の二段壁打ちが、思考の質を一段引き上げます。

よくある質問

1人で戦略を考えるとき、AIにはどう相談すればいいですか?

拡散モード(選択肢を増やす)、収束モード(評価して絞る)、検証モード(仮説を疑う)の3つを切り替え、それぞれ違うプロンプトをAIに渡します。選択肢を10個出させる、ROIが高い順に3つ選ばせる、失敗する5つのシナリオを挙げさせる、という順番です。

AIに戦略の選択肢を出させるとき、いくつ出させるといいですか?

10個出させるのがポイントです。3個だと無難な答えしか出ませんが、10個強制すると面白い選択肢が混じります。事業状況を伝えたうえで、常識的なものから飛んだものまで出してください、と頼みます。

最終的な戦略はAIに決めてもらってよいですか?

AIが選択肢を整理してくれても、選ぶのは自分です。AIは確率論的に正解を出しがちなので、業界の特殊性や自分の強みは反映されにくい。最後の選択は、自分が一番ワクワクするか、自分が本当に得意な領域か、で判断します。

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泉

泉 款太(いずみ かんた)

株式会社SalesDock 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 中小企業の経営・営業・業務・データをつなぐ事業基盤の設計と実装を支援。 不動産・製造業・クリニックを中心に、累計40社以上の支援に携わる。

運営は株式会社SalesDock(大阪市中央区本町)。中小企業向けに、AI自走プラン(初期構築15万円+月額10万円・90日)と、 そのあとのAI顧問(月額5万円・6ヶ月契約から)を提供しています。価格は税別です。 大阪・関西を中心に、オンラインで全国からのご相談に対応しています。

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本文中に一次資料へのリンクがある数値は、リンク先を出典としています。 リンクのない業務設計、判断基準、実務上の目安は、SalesDockが累計40社以上の支援と自社運用で得た知見を一般化したものです。 個別企業での成果を保証する数値ではなく、条件によって変わります。

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