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不動産

不動産会社のMEO対策、Googleマップで「地域名+不動産」の検索を取る方法

7分で読める

この記事のポイント

「地域名+不動産」検索で最初に表示されるのはGoogleマップ。ポータル広告の前に、無料でできるMEO対策を整えるだけで反響が変わる。

「◯◯市 不動産」で検索してみてほしい。

最初に表示されるのは、リスティング広告でもポータルサイトでもない。Googleマップの結果だ。地図の上に3社だけ表示される、あの枠。

ポータルサイトに月数十万の広告費を払っている不動産会社は多い。でも、Googleマップで自社がどう表示されているか、確認したことはあるだろうか。

このGoogleマップの検索順位を上げる対策を、MEO(Map Engine Optimization)と呼ぶ。費用ゼロで始められるのに、やっていない不動産会社が驚くほど多い。

なぜ不動産会社にMEOが効くのか

不動産は「地域」が命の商売だ。お客さんは「◯◯市 不動産」「◯◯駅 賃貸」で検索する。そして、Google検索結果の上部にはマップパック—地図と3社の情報が表示される。

この3枠に入れるかどうかで、来店率が大きく変わる。しかもポータルサイトのように月額費用がかからない。Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の登録と運用だけで対策できる。

にもかかわらず、Googleビジネスプロフィールの情報が半分しか埋まっていない不動産会社が山ほどある。写真が2枚しかない、営業時間が未設定、口コミがゼロ。これは機会損失でしかない。

Googleビジネスプロフィールの基本設定(ここが9割)

MEO対策の9割は、Googleビジネスプロフィールの基本設定を正しく埋めること。特別なテクニックは不要。当たり前のことを当たり前にやるだけで、周りと差がつく。

NAP情報の統一

ビジネス名・住所・電話番号(NAP: Name, Address, Phone)を正確に登録する。自社サイト、ポータルサイト、SNSなど、すべての媒体で表記を統一することが重要。「株式会社◯◯不動産」と「◯◯不動産」が混在しているだけで、Googleの評価が下がる。

営業時間・カテゴリの設定

営業時間と定休日を正確に設定する。祝日や年末年始の特別営業時間も忘れずに。カテゴリは「不動産仲介業」「不動産管理会社」など、自社の業態に合ったものを選ぶ。

ビジネスの説明文

250文字以内で、地域名とサービス内容を自然に含めた説明文を書く。「◯◯市で賃貸・売買の仲介を行う不動産会社です」のように、お客さんが検索するキーワードを意識する。ただし、キーワードの詰め込みは逆効果。

写真の追加

店舗の外観・内観・スタッフ写真を最低10枚は追加する。写真が多い店舗ほどクリック率が上がるというデータがある。スマホで撮ったもので十分。プロのカメラマンは不要。

口コミが最大の武器

Googleマップの順位に、口コミ数と評価が大きく影響する。これはGoogleが公式に認めている要素だ。

「口コミをお願いする」仕組みを作ることが大事。契約後のフォローメールにGoogleの口コミリンクを入れる、来店時にQRコードを渡す。自然に口コミが集まる導線を設計する。

目標はまず30件。月に2〜3件ずつ増やしていく。一気に増えると不自然に見えるので、コツコツ積み上げるのが正解。

悪い口コミが入ることもある。放置しない。丁寧に返信して、改善策を書く。悪い口コミに誠実に対応している店舗は、むしろ信頼感が上がる。

投稿機能を使い倒す

Googleビジネスプロフィールには「投稿」機能がある。物件情報やキャンペーン、地域の情報を発信できる。

週1回の投稿で、Googleから「アクティブな店舗」と評価される。投稿内容に悩む必要はない。

  • 新着物件の紹介
  • 地域情報(学校・公園・スーパーの紹介)
  • スタッフ紹介
  • 季節のキャンペーン

1回の投稿は5分あれば書ける。週1回、15分の習慣にするだけで効果が出る。

やってはいけないこと

MEO対策には「やってはいけないこと」もある。ペナルティを受けると、マップからの表示自体が消える可能性がある。

  • ビジネス名にキーワードを詰め込む—「◯◯不動産【賃貸・売買・管理】格安」のような表記はGoogleのガイドライン違反。正式な会社名だけを登録する
  • 口コミの自作自演—社員やその家族に書かせる、業者に依頼する。バレたときのダメージが大きい
  • 同一住所で複数のプロフィールを作る—部門ごとに分けたくなる気持ちは分かるが、Googleの規約違反になる

来週からできること

MEO対策は、すべて無料で、すぐに始められる。

やること所要時間費用
Googleビジネスプロフィールの情報を全項目埋める1時間0円
店舗写真を10枚以上追加する30分0円
口コミ依頼の仕組みを作る(メールテンプレ)30分0円
週1回の投稿を始める週15分0円

ポータルサイトに月数十万払う前に、Googleマップの自社ページを見直してみてほしい。情報が半分しか埋まっていないなら、そこに伸びしろがある。


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SalesDockでは、不動産会社のMEO対策の現状診断から、Googleビジネスプロフィールの改善、口コミ獲得の仕組みづくりまで支援しています。「うちのGoogleマップ、どうなってるんだろう」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。

泉 款太(いずみ かんた)

株式会社SalesDock 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 不動産・製造業・クリニックなど現場産業向けのAI業務効率化コンサルを提供。 30社以上の中小企業のAI活用・業務改善を支援。

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