ひとり社長のKPIダッシュボード—毎日数字が見える状態を作る
「経営者なのに数字は月末しか見ない」状態は、いま振り返るとかなり危ないです。スプレッドシート+AI+簡易ダッシュボードで、毎日売上・粗利・キャッシュが見える環境を、ひとりでも作れます。具体的な組み方を書きます。
最初に決める「毎日見る5つの数字」
ダッシュボードは盛り込みすぎると見なくなります。最初は5つに絞るのがおすすめ。
- ① 今月の確定売上
- ② 今月の見込み売上
- ③ 今月の確定費用
- ④ 現預金残高
- ⑤ 商談中の案件数
この5つが毎日更新されていれば、経営状況がほぼ把握できます。粗利率・LTV・CAC等は2層目以降に追加していけばOK。
技術的な作り方:スプレッドシート+Looker Studio
ダッシュボードはGoogleスプレッドシート+Looker Studio(旧Data Portal)で十分です。請求書発行スプレッドシート・経費スプレッドシート・案件管理スプレッドシートをLooker Studioが参照して、自動でグラフ化。BIツールは要らないです。
AIで「異変」を自動検知する
毎日数字を眺めるのも時間が要ります。AIに「前日比・前週比で20%以上変動があった項目があれば通知して」とルール化しておきます。異変があったときだけアラートが来る運用にすれば、自分は重要なことだけに気づける状態になります。
数字を毎日見ると、意思決定が変わる
月末にまとめて数字を見てたときと、毎日見るようになってからでは、判断スピードが体感3倍違います。「今月厳しそうだから、来週商談を1本追加で入れる」が月の前半に判断できるようになる。月末に気づいても遅い、という機会損失が消えます。
「数字を見るのが楽しい状態」を作る
ダッシュボードのもう一つの効果は、数字を見るのが嫌じゃなくなること。グラフが伸びてるのを見ると気分が良くなるし、減ってるときも「直そう」と思える。経営者として、自分の事業を毎日見られる楽しさは、独立後の継続力に直結します。
ダッシュボード構築をご一緒します
AI顧問サービス+オプションの現場のダッシュボードでは、ひとり社長向けのKPIダッシュボード構築をパッケージとして提供しています。
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泉 款太(いずみ かんた)
株式会社SalesDock 代表取締役
慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 不動産・製造業・クリニックなど現場産業向けのAI業務効率化コンサルを提供。 30社以上の中小企業のAI活用・業務改善を支援。
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