商談前リサーチをAIに任せる—企業URLから事業構造を15分で抽出
商談前に30分かけてやってた企業リサーチが、AIに任せて5分になりました。会社URLを渡すだけで事業構造・課題仮説・提案ドラフトまで出てくるプロンプト設計と、注意すべき落とし穴を書きます。
商談前リサーチでやることの実態
商談前リサーチって、実態は3つに分かれます。①会社のHPを読んで事業概要を理解する、②業界・競合の構図を頭に入れる、③相手の課題仮説を立てる。これらを30分でやってました。
①と②はほぼAIに渡せます。③も「仮説の素」までは出せます。最後の絞り込みだけ自分が判断する、という分担にすると5分で済みます。
使ってるプロンプトの骨格
私が商談前リサーチで使うプロンプトはこんな感じです。
- ① この会社のHPから事業概要を3行でまとめてください
- ② この業界の典型的な課題と、最近のトレンドを3つ挙げてください
- ③ この会社が、おそらく今抱えている課題仮説を5つ挙げてください(具体的に)
- ④ それぞれの課題に対して、SalesDockがどう貢献できそうか、ドラフトを書いてください
これで、①〜②は素材として使え、③〜④は自分のたたき台として整える。商談に行く頃には、相手の事業構造と仮説が頭に入ってる状態になります。
AIに任せる落とし穴
AIのリサーチには「ハルシネーション(事実誤認)」が混じります。特に「最近の業界ニュース」や「特定企業の具体数値」は要注意。自分の業界知識で1次フィルタをかけるのが必須です。
あと、HPの情報だけだと表面的な仮説しか出ません。商談前なら、X(旧Twitter)で経営者の発信を見る、求人情報を見る、IR情報を見るあたりまで自分の目を入れると、仮説の質が一段上がります。
リサーチ時間が浮いた分、商談の質が上がる
商談前リサーチを30分→5分にすると、25分浮きます。この25分を「相手の立場で考える時間」に充てると、商談の精度が体感で上がります。AIに渡せる作業を渡して、人が必要な思考に時間を割く。これがリサーチAI化の本当の価値です。
商談前AI設計をご一緒します
AI顧問サービスでは、業種ごとに刺さりやすいリサーチプロンプトをカスタマイズしてお渡ししています。商談本数が多い方には特に効きます。
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泉 款太(いずみ かんた)
株式会社SalesDock 代表取締役
慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 不動産・製造業・クリニックなど現場産業向けのAI業務効率化コンサルを提供。 30社以上の中小企業のAI活用・業務改善を支援。
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