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業務改善2026年5月5日最終更新 2026年8月11日

商談前リサーチをAIに任せる—企業URLから事業構造を15分で抽出

商談前に30分かけてやってた企業リサーチが、AIに任せて5分になりました。会社URLを渡すだけで事業構造・課題仮説・提案ドラフトまで出てくるプロンプト設計と、注意すべき落とし穴を書きます。

商談前リサーチでやることの実態

商談前リサーチって、実態は3つに分かれます。①会社のHPを読んで事業概要を理解する、②業界・競合の構図を頭に入れる、③相手の課題仮説を立てる。これらを30分でやってました。

①と②はほぼAIに渡せます。③も「仮説の素」までは出せます。最後の絞り込みだけ自分が判断する、という分担にすると5分で済みます。

商談前リサーチの作業AIに渡せる範囲自分がやること
① 会社のHPを読んで事業概要を理解するほぼ渡せる出てきた内容を素材として使う
② 業界・競合の構図を頭に入れるほぼ渡せる自分の業界知識で1次フィルタをかける
③ 相手の課題仮説を立てる「仮説の素」までは出せる最後の絞り込みを判断し、たたき台として整える

使ってるプロンプトの骨格

私が商談前リサーチで使うプロンプトはこんな感じです。

これで、①〜②は素材として使え、③〜④は自分のたたき台として整える。商談に行く頃には、相手の事業構造と仮説が頭に入ってる状態になります。

AIに任せる落とし穴

AIのリサーチには「ハルシネーション(事実誤認)」が混じります。特に「最近の業界ニュース」や「特定企業の具体数値」は要注意。自分の業界知識で1次フィルタをかけるのが必須です。

出典・一次情報

制度・統計は改定されます。最新の情報は公表元でご確認ください。

あと、HPの情報だけだと表面的な仮説しか出ません。商談前なら、X(旧Twitter)で経営者の発信を見る、求人情報を見る、IR情報を見るあたりまで自分の目を入れると、仮説の質が一段上がります。

リサーチ時間が浮いた分、商談の質が上がる

商談前リサーチを30分→5分にすると、25分浮きます。この25分を「相手の立場で考える時間」に充てると、商談の精度が体感で上がります。AIに渡せる作業を渡して、人が必要な思考に時間を割く。これがリサーチAI化の本当の価値です。

商談前AI設計をご一緒します

AI顧問サービスでは、業種ごとに刺さりやすいリサーチプロンプトをカスタマイズしてお渡ししています。商談本数が多い方には特に効きます。

よくある質問

商談前の企業リサーチは、どこまでAIに任せられますか?

商談前リサーチは、①会社のHPを読んで事業概要を理解する、②業界・競合の構図を頭に入れる、③相手の課題仮説を立てる、の3つに分かれます。①と②はほぼAIに渡せ、③も「仮説の素」までは出せます。最後の絞り込みだけ自分が判断する分担にすると、30分かかっていた準備が5分で済みます。

商談前リサーチのプロンプトは、どう書けばいいですか?

4つを順番に聞く形です。①この会社のHPから事業概要を3行でまとめてください、②この業界の典型的な課題と、最近のトレンドを3つ挙げてください、③この会社が、おそらく今抱えている課題仮説を5つ挙げてください(具体的に)、④それぞれの課題に対して、自社がどう貢献できそうか、ドラフトを書いてください。①〜②は素材として使い、③〜④は自分のたたき台として整えます。

AIに商談前リサーチをさせるとき、気をつけることは何ですか?

ハルシネーション(事実誤認)が混じることです。特に「最近の業界ニュース」や「特定企業の具体数値」は要注意で、自分の業界知識で1次フィルタをかけるのが必須です。またHPの情報だけだと表面的な仮説しか出ないので、X(旧Twitter)で経営者の発信を見る、求人情報を見る、IR情報を見るあたりまで自分の目を入れると、仮説の質が一段上がります。

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泉 款太(いずみ かんた)

株式会社SalesDock 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 中小企業の経営・営業・業務・データをつなぐ事業基盤の設計と実装を支援。 不動産・製造業・クリニックを中心に30社以上の業務改善に携わる。

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