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業務改善2026年5月1日

ひとり社長の時間棚卸し—単価×時間マトリクスでAIに渡す業務を決める

「時間が足りない」と感じる前にやるべきは、自分の時間がどこに溶けているかの可視化です。今回は、SalesDockが社内で使っている単価×時間マトリクスのテンプレと、AI顧問先で実際にやっている棚卸し手順を書きます。

最初に書き出すのは「直近1週間にやったこと」

棚卸しはシンプルです。紙でも、スプレッドシートでも、付箋でもOK。直近1週間にやった業務を、思い出せるだけ書き出します。30個くらい出ます。

このときコツがあって、抽象的な書き方をしないこと。「営業」じゃなくて「不動産仲介A社の社長と60分商談・帰社後に議事録30分」と書きます。粒度を業務単位まで落とす。これをやらないと、後段の棚卸しがぜんぶ抽象論で終わります。

2つの軸:かかった時間と、生んだ売上

書き出したら、各業務に2つの数字をつけます。

時間は実測がベスト。やってない人は、勘でいいので書きます。売上は、「この業務をやらなかったら得られないお金」を雑に試算します。経理仕分けは直接の売上を生んでないので0円。商談は契約に直結するので、1件あたりの平均粗利を割り当てる、みたいな感じです。

マトリクスに並べると、左上が「最初に渡す業務」になる

縦軸を時間(多い↑)、横軸を売上(少ない←、多い→)にして、業務をプロットします。すると、4象限ができます。

左上に集まる代表選手は、議事録・経理仕訳・SNS下書き・請求書発行・メール返信・空き時間検索・スケジュール調整、あたり。ここがAIに渡す優先順位の1位です。

自分のリアル数字:月の左上業務は60時間あった

SalesDockを立ち上げた直後、自分でこの棚卸しをやってみました。月の業務時間が約200時間、そのうち「左上業務」が60時間でした。1日2時間以上、売上に直結しない作業にエネルギーが食われていたわけです。

この60時間のうち、議事録(月12時間)・経理(10時間)・SNS下書き(8時間)の3つから順番にAIに渡したところ、3ヶ月で月30時間まで圧縮できました。残りの30時間は商談と企画に使える時間に変わりました。

棚卸しで一番つらいのは「自分がこんなに作業してた」と気づくこと

この棚卸し、AI顧問のお客様にも初月で必ずやってもらいます。多くの場合、初めて自分の時間配分を直視したリアクションが返ってきます。

「自分は経営者のつもりだったけど、実態は作業者だった」「商談に1日2時間しか使えてなかった」「経理に月15時間も溶かしてた」みたいなコメント。ここを直視するのが、AIに業務を渡す心理的な第一歩になります。

棚卸しの後は「3つだけ渡す」

左上業務が10個出てきても、最初から全部渡そうとすると、ほぼ確実に挫折します。1ヶ月で完全に手放せるのは、せいぜい3つです。

私のおすすめは、議事録・経理・SNS下書きの3つ。順番に着手して、それぞれ1〜2週間で運用に乗せる。1ヶ月で3つ手放せたら、次の月にもう3つ手放す、というペースが現実的です。

棚卸しを一緒に走らせたい方へ

「やる時間が取れない」「1人だと客観性が出ない」という方向けに、SalesDockのAI顧問サービスでは、初月の業務棚卸しを一緒にやるところから始めています。初期構築(15万円・1ヶ月)の中に、棚卸しと優先順位付けが含まれます。

初回ヒアリング(60分・無料)で、貴社の業務リストを軽くスケッチするところからお受けしています。

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泉 款太(いずみ かんた)

株式会社SalesDock 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 不動産・製造業・クリニックなど現場産業向けのAI業務効率化コンサルを提供。 30社以上の中小企業のAI活用・業務改善を支援。

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