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業務改善2026年5月4日

倒れても事業が止まらない設計—ひとり社長のBCPをAIで作る

ひとり社長の最大のリスクは「自分が倒れたら事業が止まる」こと。家族のためにも、顧客のためにも、自分が一時的に動けなくなっても回る設計が必要です。AIへの業務委譲は、BCP(事業継続計画)の役割も果たします。

「自分が倒れたら」を真面目に想像してみる

独立3年目の知り合いが、突然インフルエンザで1週間動けなくなった話を聞きました。商談3件キャンセル・進行案件2件停止・問合せ10件未対応。復帰後のリカバリーに2週間かかったそうです。

怖いのは、これがいつ自分にも起きるか分からないこと。子供の入院、家族の事故、自分の病気。すべて誰にでも起こります。

BCP視点で業務を3分類する

業務を「自分しかできない」「マニュアルで誰でもできる」「AIに自動化できる」の3つに分けます。割合の目安は、20:40:40くらい。

「マニュアルで誰でもできる」業務は、緊急時に家族・パートナー・業務委託先が代わりに動けるようにしておく。「AIに自動化できる」業務は、最初から無人で動くようにしておく。これで、自分の代理を組まなくても、最低限の事業継続ができます。

緊急連絡先カードを作る

私は「もし自分に何かあったら」を書いた連絡先カードを家族に渡しています。書いてあるのは、主要顧客への連絡方法・業務委託先の連絡先・Vercel/AWSなどのインフラ管理者・銀行口座の引き継ぎ手順。1枚紙でいいです。

家族からするとブラックボックスだった「会社のこと」を1枚にまとめておくだけで、いざというときの心理負担が大幅に減ります。

マニュアルは「動画10秒×30本」で作る

業務マニュアルというと「PDF30ページ」のイメージですが、実用的なのは10秒程度の操作動画を30本撮ることです。「請求書を発行する」「議事録をDriveにアップする」「SNS投稿を予約する」を、画面録画で1本ずつ撮る。

これだと、緊急時に家族や代理人が見ながら作業できます。AIが自動化している部分も「もしAIが止まったらこれを手動でやって」のフォールバック動画として残しておくと安心です。

BCP設計を一緒に組みたい方へ

「自分が倒れても回る仕組み」をAIで作るのは、SalesDockのAI顧問サービスでもよくあるテーマです。初月の業務棚卸しの段階から、BCP視点で設計を組んでいます。

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泉 款太(いずみ かんた)

株式会社SalesDock 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 不動産・製造業・クリニックなど現場産業向けのAI業務効率化コンサルを提供。 30社以上の中小企業のAI活用・業務改善を支援。

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