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不動産

反響は来てるのに売上が伸びない不動産会社の3つの共通点

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この記事のポイント

反響→成約のプロセスには3つのボトルネックがある。初回対応の速度、追客の継続、反響の質の分析。この3つを可視化するだけで、同じ反響数でも成約率は2倍になりうる。

「SUUMOに月30万、アットホームに月15万。反響は月20件ある。でも成約は2件。なぜだ?」

広告費を増やせば反響は増える。でも反響が増えても成約が増えないなら、問題は広告ではない。反響を受けてから成約するまでの「プロセス」のどこかが詰まっている。

反響→初回対応→内見→追客→申込→成約。この流れの中で、どこで顧客が離脱しているかを把握していない会社がほとんど。プロセスが見えないから「もっと反響を増やそう」=広告費を増やそう、という判断になる。

共通点①:初回対応が遅い

不動産の反響は「鮮度」が命。ポータルサイトで問い合わせするお客さんは、同じタイミングで2〜3社に問い合わせしている。最初に返信した会社が圧倒的に有利。

ある調査では、反響から30分以内に返信した場合の来店率は、3時間後に返信した場合の約3倍。それなのに、平均返信時間が3時間以上の会社は珍しくない。

営業が外出している。会議中。他の案件の対応中。反響メールに気づかない。気づいても「後で返す」が1時間、2時間、翌日になる。その間にお客さんは他社と内見の約束をしている。

共通点②:追客が途切れる

初回対応はしたけど、そこから先が続かない。内見をしたけど「もう少し考えます」と言われて、そのままフォローが途切れる。

不動産の購入検討期間は平均3〜6ヶ月。今すぐ買わなくても、半年後に買うかもしれない。でもその半年間、継続的にフォローしている会社はほとんどない。

新規の反響が来ると、過去の反響のフォローは後回しになる。1ヶ月も連絡しなければ、お客さんは別の会社から買う。つまり、広告費を使って獲得した反響の70〜80%が「追客されずに消えている」。

反響100件の行方(典型パターン)

反響
100件
初回対応
70件(30件は対応遅延で離脱)
内見
30件
追客継続
15件(55件は追客途切れ)
成約
8件

※ 数字はモデルケース。自社の実数を当てはめてみてください

共通点③:反響の「質」を分析していない

反響を「件数」でしか見ていない会社が多い。でも反響にも質がある。

「今月中に引っ越したい」と「なんとなく見てみたい」では、成約確率がまったく違う。SUUMOからの反響とGoogleビジネスプロフィールからの反響では、温度感が違う。

反響の質を分析していないから、全部同じ対応になる。高確度の反響を後回しにして、冷やかしの反響に時間を使ってしまう。結果、本来成約できたはずの案件を落とす。

プロセスを可視化する3つの打ち手

打ち手1:反響→成約のファネルを毎月数字で出す

反響数→初回対応率→内見率→成約率。この4つの数字を毎月出す。どこで一番顧客が離脱しているかが一目でわかる。

「反響は多いのに内見に進んでいない」→ 初回対応に問題がある。「内見はしているのに成約しない」→ 追客か提案に問題がある。数字があれば、打ち手が見える。

打ち手2:初回対応を「30分以内」にルール化する

自動返信メールで「受け取りました」と即座に返す。その後、担当営業が30分以内に電話またはメールで詳細を返す。このルールを決めて、超えたらアラートが飛ぶ仕組みにする。

打ち手3:追客ステータスを「見える化」する

スプレッドシートでいい。全反響を「初回対応済み」「内見済み」「検討中」「休眠」に分類して、「検討中」の顧客には週1で何かしらのアクション(物件提案、エリア情報、相場情報)を送るルールにする。

「検討中」が何件あって、最後にいつ連絡したかが一覧で見えるだけで、追客の抜け漏れは劇的に減る。

まとめ:広告費を増やす前に、プロセスの漏れを塞ぐ

反響が来ているのに売上が伸びないなら、問題は広告ではなくプロセス。初回対応の速度、追客の継続、反響の質の分析——この3つを改善するだけで、同じ広告費でも成約数は増える。

まず来月、反響→成約のファネル数字を1回出してみてほしい。どこで何件落ちているかが見えれば、打ち手は自ずと見えてくる。

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泉 款太(いずみ かんた)

株式会社SalesDock 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 不動産・製造業・クリニックなど現場産業向けのAI業務効率化コンサルを提供。 30社以上の中小企業のAI活用・業務改善を支援。

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