Leaf(インソース)の研修管理システムとは|機能・料金の目安と、導入前に決めること
システムを選ぶ前に、台帳の項目と入力する人を決める
執筆:泉 款太(株式会社SalesDock 代表取締役)累計40社以上の中小企業を支援

結論
機能の比較より先に、名簿の抽出や会場調整にかかる時間と、入力する人の2つを確かめると、システムが要るかどうかが見えます。
- Leafは、インソースが提供するeラーニング/研修管理システム(LMS)のシリーズです。研修管理を担うのはLeaf LightningとLeaf Basicで、研修の登録、対象者の抽出、会場の管理、課題の提出管理を扱うと紹介されています。
- 料金の目安は、第三者サイト(ASPIC、2026年5月更新)に載っていたLeaf Lightning ASP(クラウド)版・500IDで月額87,500円からです。インソースの公式資料では金額を確認できません。研修の件数と受講者が多い会社向けとして紹介されています。
- 研修管理は、台帳でもシステムでも、誰が何を入力するかを先に決めておかないと運用が止まります。名簿の抽出や会場調整に毎回手間がかからないうちは台帳(スプレッドシート)で足り、入力する担当を1人に決めておくと記録が続きます。
この記事は研修の運営・記録を管理するシステム(Leaf)を扱います。AIを使いこなす研修の選び方はAI駆動開発の研修の選び方、社内の推進体制はAI導入の社内推進担当は誰がやるかで扱っています。
研修の管理に使うシステムを探していて「Leaf」という名前に行き当たった方に向けて、公開されている情報を整理します。あわせて、システムを入れる前に決めておきたいことを書きます。
Leafとは何か:できることと料金の目安
Leafは、研修・eラーニングを手がける株式会社インソースが提供する、eラーニング/研修管理システム(LMS)のシリーズです。研修の登録から受講対象者の抽出、会場の管理、課題の提出管理までを一つのシステムで扱うタイプとして紹介されています。
インソースの製品資料(2025年11月版)では、LMSのシリーズは次の4つに分かれています。研修管理を担うのはLeaf LightningとLeaf Basic、教材付きのeラーニングはLeaf Lightning STUDIO(eラーニング434テーマを初期搭載)とLeaf inorder(1,586以上のeラーニングが見放題)です。Leaf Basicは、研修・教育機能に加えて人事評価機能も持つ人事サポートシステムです。料金体系もシリーズで異なり、自社が見るべきなのは、まず研修の運営だけが要るのか、教材も要るのかで決まります。
| 項目 | 公開情報での内容(対象製品はLeaf Lightningを中心に紹介) |
|---|---|
| 提供元 | 株式会社インソース |
| 扱う範囲(ASPIC記事での「Leaf」の紹介) | 研修ページの作成と案内、出欠管理、受講者のリストアップ、会場・講師のスケジュール調整、課題の提出管理、座席表の作成。どの製品の機能かは記事に明記がなく、研修管理を担うのはLeaf LightningとLeaf Basic(インソースの製品資料) |
| データの入れ方 | 研修データはCSVで一括入力・反映できる |
| 料金の目安(第三者記事の掲載値) | Leaf Lightning ASP(クラウド)版・500IDで月額87,500円から。ASPIC記事(2026年5月更新)にだけある数字で、インソースの製品資料には金額の記載がない |
| 向くとされる会社 | 研修の件数や受講者が多く、管理が煩雑になりがちな大企業の人事担当者(ASPIC記事) |
2026年10月18日に、末尾の「参照した資料」に挙げた2つ(インソースの製品資料とASPICの紹介記事)で確認した内容です。機能の列はASPICの紹介記事、料金の列もASPIC記事の掲載値で、公式資料では金額を確認できません。ID数や版によって変わるため、見積りは提供元に確認してください。
インソースの資料には、アクティブユーザー数が2025年10月末時点で510万人超とあります。提供元自身の数字であり、第三者の検証は確認できていません。
向く会社と、台帳で足りる会社の分かれ目
ASPICの紹介記事では、膨大な数の研修の管理を担う大企業の人事担当者に向くとされています。分かれ目は、名簿の抽出や会場調整にかかる手間です。件数は目安にすぎないため、本稿では手間の大きさで分けます。
従業員数十名ほどの会社で研修が少ないうちは、システムを入れず、研修名・日付・対象者・区分・出欠・課題の提出・次の対応の6列を持つ台帳(スプレッドシート)で、出欠と課題の提出を追えます。システムの比較は、名簿の抽出や会場調整に毎回手間がかかり始めてからで足ります。
導入前に決める:研修管理台帳の6項目
システムを入れる場合も、台帳で始める場合も、先に決めるのは列の定義と、入力する人です。下の表は、そのままコピーして使える6列です。
| 列 | 記入例 | 決めておくこと |
|---|---|---|
| 研修名・日付 | 新入社員向け業務研修/2026-11-12 | 日付は必ず1列に。「11月中旬」は並べ替えられない |
| 対象者 | 入社1年目の全員 | 名簿と一致する言い方にする(部署名・役職名) |
| 区分 | 必須/任意 | 未受講者の抽出に使う列。必須だけ追いかける |
| 出欠 | 出席/欠席/遅刻 | 当日に研修担当が入れる。受講者に入力させない |
| 課題の提出 | 提出済/未提出 | 期限の列と並べて、期限超過だけ見られるようにする |
| 次の対応 | 欠席者は12月の回へ振替 | 空欄のまま残さない。担当者名と期限を入れる |
「列は後から足せるので、今は決めなくていい」という考え方は、仕組みとしては正しいです。ただ、列の定義を決めずに始めた台帳が、最初の入力で止まった例があります。列を決めずに始めると、「これはどこに書くのか」が入力のたびに生まれるからです。
研修管理が止まる理由:入力する人が決まっていない
システムの機能が足りなくて止まる例より、入力する人が決まっていなくて止まる例のほうが多いと感じています。
入力ルールを詰めていく中で、以前に入れた管理ツールが、入力が止まって使われなくなっていたと分かることがあります。入力してもらう前提の仕組みは、だいたいこの形で止まります。
担当は1人に絞る
入力の担当を複数人に分けるほど、「誰かが入れる」になって記録が抜けます。担当を1名に絞って始めるほうが、続きます。研修の運用も同じです。
研修の記録を残す仕組みも同じ構造です。機能を比べる前に、担当1人と、毎回入れる列を決めてください。
研修管理システムを比べる3つの見方
Leafに限らず、候補を並べるときは次の3つで見ます。SalesDockは、業務の構造を整理してから仕組みを組む支援をしており、条件が合う場合の選択肢の一つです。システム提供会社の研修や製品が向く会社も多くあります。
- 名簿の取り込み:今ある人事名簿をCSVで入れられるか。毎回手で打ち直すなら、定着しません。
- 入力する人:出欠や課題の提出を、誰がどの画面で入れるか。担当1人で完結するかを見ます。
- 見たいものから逆算:未受講者の一覧、期限超過の課題など、毎月見たい画面が最初から作れるか。
参照した資料
- 【第三者の記事】ASPIC「研修管理システム比較16選」(Leafの機能と、月額の目安の出どころ。2026年5月更新)
- 【公式資料】インソース「Leaf」製品資料(2025年11月版。シリーズの構成。金額の記載なし)
機能・料金は変更されます。最新の内容は提供元(株式会社インソース)にご確認ください。公式資料はインソースの製品資料、第三者の記事はASPICの紹介記事です。2026年10月18日確認。
Leaf・研修管理システムのよくある質問
Leafは誰が提供している研修管理システムですか?
研修・eラーニングを手がける株式会社インソースが提供しています。研修の登録から受講対象者の抽出、会場の管理、課題の提出管理までを一つのシステムで扱うタイプとして紹介されています。
Leafの料金はいくらですか?
第三者サイト(ASPIC、2026年5月更新)の紹介記事に、Leaf Lightning ASP(クラウド)版・500IDで月額87,500円からとあります。インソースの製品資料(2025年11月版)には金額の記載がなく、「ご利用者人数で決まる月額固定制プラン」とだけあります。公式資料では金額を確認できないため、見積りは提供元に確認してください。
従業員30名ほどの会社でも研修管理システムは必要ですか?
研修が少ないうちは、台帳のスプレッドシートと出欠の記録で足ります。システムを比べ始める目安は、名簿の抽出や会場調整に毎回手間がかかり、本稿の目安として数時間かかるようになったときです。件数ではなく、この手間の大きさで判断します。
研修管理システムを入れても使われなくなることはありますか?
あります。入力を誰かに頼む前提の仕組みは、入力が止まった時点で使われなくなります。入れる前に、誰が・いつ・何を入力するかを決めておくことが、機能の比較より先に必要です。
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泉 款太(いずみ かんた)
株式会社SalesDock 代表取締役
慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 中小企業の経営・営業・業務・データをつなぐ事業基盤の設計と実装を支援。 不動産・製造業・クリニックを中心に、累計40社以上の支援に携わる。
運営は株式会社SalesDock(大阪市中央区本町)。中小企業向けに、AI自走プラン(初期構築15万円+月額10万円・90日)と、 そのあとのAI顧問(月額5万円・6ヶ月契約から)を提供しています。価格は税別です。 大阪・関西を中心に、オンラインで全国からのご相談に対応しています。
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