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比較・選び方ガイド

大阪(本町・船場)のDX支援・システム導入支援会社の選び方

無料の窓口で方向を決め、実行を頼む会社は「どこから引き受けるか」で選びます

大阪市中央区本町で中小企業の業務整理とシステム導入を支援しているSalesDockが、本町・船場の周辺で相談先を選ぶときに確かめておきたい点をまとめました。

結論:大阪(本町・船場)のDX支援・システム導入支援会社は、業務の整理から引き受けるかと、定着まで見るかで選ぶ

「DX支援」も「システム導入支援」も、会社によって引き受ける範囲がかなり違います。大阪市内には無料で使える公的な窓口が複数あり、本町・船場の周辺だけでも相談先はそろっています。迷ったら、自社が「何を変えるかを決める段階」にいるのか、「決めたことを入れて使い続ける段階」にいるのかを先に見ると、比べる相手が絞れます。

  • 何から手をつけるか決まっていない段階なら、本町1丁目の大阪産業創造館にあるDX推進相談窓口など、無料の公的な窓口で先に方向を整理できます。
  • 実行を頼む会社は、製品を決める前に業務の話を聞くか、要件を誰が書くか、現場に来る頻度、アカウントの名義、効果の測り方の5点で比べます。
  • 入れる製品が決まっているなら販売会社、何を変えるかから決めたいなら業務の整理から伴走する支援会社が合います。

大阪でDX支援・システム導入支援を頼める相談先は4種類

大阪で中小企業がDXやシステム導入を相談できる先は、大きく4つに分かれます。違いがいちばん出るのは、引き受けない作業です。そこが自社に残る仕事になります。

相談先費用引き受けること自社に残ること向いている会社
公的な相談窓口無料課題の整理、進め方の助言、専門家や支援策の紹介設定や構築など、手を動かす作業何から手をつけるかを、製品を売らない立場の人と整理したい会社
大阪府DX推進パートナーズ提案は無料。導入するなら各社の料金困りごとを書いたシートをもとに、参画企業が解決策を提案提案を比べて選ぶこと(自社で行う)困りごとははっきりしていて、解決策の候補を複数集めたい会社
製品の販売会社・開発会社製品の利用料、または開発費と保守費決まった製品の設定、決まった要件どおりの開発何を入れるか、何を作るかを一緒に決めること入れる製品や作るものが、すでに文章で決まっている会社
業務の整理から伴走する支援会社月額の支援費、または案件ごとの費用業務の書き出し、製品選び、仕組みづくり、社内への定着機器の修理、大規模な基幹システムの開発何を変えるかから決め、使われ続けるまで見てほしい会社

この4つは、どれか1つを選ぶものではありません。無料の窓口で何を変えるかを整理し、入れる製品が決まったら販売会社に設定を頼む、という順番で組み合わせる会社も多くあります。反対に、整理をしないまま製品の販売会社に直接相談すると、比べる相手がその会社の製品の中だけになります。

社内にIT担当者がいない場合の頼み方は、IT担当者がいない中小企業のシステム導入支援で、地元のIT業者まで含めた5つの相談先に分けて比べています。

本町・船場の周辺で無料で使える、DXの公的な窓口

本町・船場の一帯では、本町1丁目に大阪産業局が運営する大阪産業創造館があり、DXの無料相談を受け付けています。費用をかける前に方向を整理したいなら、まずこうした公的な窓口が使えます。製品を売らない立場から助言を受けられるので、民間の会社に見積もりを頼む前の相談先に向いています。

  • 大阪産業創造館 DX推進相談窓口大阪市中央区本町1丁目、堺筋本町駅から歩いて約5分の大阪産業創造館にある窓口です。中小企業と創業者が無料で使え、DXの経験と中小企業診断士の資格を持つコンサルタントや、システム導入・ベンダー選定を扱う専門家に、メールか予約制の面談(1回60分程度)で相談できます。
  • 大阪デジタル・AI活用促進プロジェクト(OBDX)公益財団法人大阪産業局の事業で、2026年4月に「大阪DX推進プロジェクト」から名前が変わりました。ITの専門家が経営の状況を聞き取り、デジタル化やAI活用の課題を整理する相談を、まずオンラインで受け付けています。システム導入の前に業務課題を整理する講座も開いています。
  • 大阪府DX推進パートナーズ大阪府が、府内の中小企業と解決策を提案できる企業をつなぐ仕組みです。「お困りごとヒアリングシート」を出すと、府と連携協定を結んだ企業(2026年5月時点で121社)が解決策を提案します。府内の中小企業が対象で、関西広域連合の域内の企業も相談できます。
  • 大阪府よろず支援拠点国が各都道府県に置いている無料の経営相談所です。何度でも無料で相談でき、業務を効率化するITツールの活用についても助言しています。

確認日:2026年9月24日。各窓口の公式サイトの記載を要約したものです。受付の条件や日程は変わることがあるので、申し込む前に各公式サイトで確認してください。

公的な窓口は助言と紹介が中心で、手順書づくりや製品の設定のように手を動かす作業は、別の事業者に頼むことになります。窓口で「最初に変える業務」を1つ決めてから民間の会社に相談すると、見積もりの前提がそろい、複数社を同じ条件で比べやすくなります。

DX支援・システム導入支援会社を選ぶときに確かめる5つの点

実行を民間の会社に頼むときは、提案書の見た目や導入実績の数より、次の5点を同じ言葉で聞くと差が出ます。後から困りやすい順に並べました。

  1. 1. 製品を決める前に、業務の話を聞いてくるか

    初回の打ち合わせが製品のデモから始まると、業務を製品に合わせる進め方になりがちです。今の手順、困っている場面、関わる人数を先に聞いてくる相手は、製品の方を業務に合わせようとしています。

  2. 2. 要件を誰が書くかが、見積もりに入っているか

    システム導入が止まる原因でいちばん多いのは、何を作るか、何を設定するかを文章にする人がいないことです。要件を書く作業を支援会社が持つのか、自社が書くのかを確かめます。自社が書く前提なら、誰が何時間かかるかまで見積もりに書いてもらいます。

  3. 3. 現場に来る頻度と、来られる距離か

    紙の置き場所や電話の受け方のように、画面越しでは見えないところに原因があることは珍しくありません。月に何回、誰が来るのか、オンラインで済ませる回と訪問する回をどう分けるかを、数字で聞きます。大阪市内の会社に頼む利点は、ここで出ます。

  4. 4. 管理者のアカウントとデータが、自社の名義になるか

    支援会社のアカウントで契約した製品は、契約が終わると触れなくなることがあります。管理者権限を誰が持つか、データを書き出せるか、手順書や設定の中身を引き渡してもらえるかを、契約前に決めておきます。

  5. 5. 効果を何で測るかを、始める前に決めるか

    「便利になった」は効果として残りません。対象業務の1件あたりの時間、月の件数、その業務をできる人数など、始める前の数字を一緒に取ってくれる相手なら、続けるか見直すかを数字で判断できます。

大手のシステム会社と中小企業に特化した会社のどちらを選ぶかで迷っている場合は、DX支援会社の選び方—大手SIerと中小特化の判断基準に、予算と目的ごとの考え方をまとめています。

DXもシステム導入も、1つの業務から始める

中小企業のDXでつまずきやすいのは、全社のシステムを一度に入れ替えようとして、要件が決まらないまま時間だけが過ぎるパターンです。最初は、社長か特定の社員に確認が集まっている業務を1つ選び、そこだけを変えます。

例:見積もりという1つの業務だけを変えた金属加工メーカー

SalesDockが支援した金属加工メーカーでは、見積もりを作れる社員が営業2名に限られていました。新しいシステムを探す前に、見積もりの型と材料費の表を整理してつなげた結果、初期の効果として1件60分かかっていた見積もりが15分以内になり、営業5名全員が作れる状態になっています。既存のExcelも残したままです。

最初の1業務の選び方と、その後90日の進め方はDXは何から始めるか—中小企業の最初の一手と90日ロードマップで詳しく扱っています。

費用は払い方で見て、補助金は依頼先の条件を先に確認する

公的な窓口の相談は無料です。民間の支援会社は、月額で続ける形と、範囲を決めて総額で見積もる形が中心です。月額の金額は、訪問の回数と手を動かす範囲でほぼ決まるので、見積もりを取るときは同じ業務、同じ期間、同じ訪問回数の条件を渡してそろえます。

SalesDockの料金(公開価格)

  • AI内製化初期15万円+月10万円〜(税別・90日)
  • AI業務実装お試し10〜30万円/本実装は個別見積もり(税別)

払ってよい金額の上限は、減らしたい時間から逆算すると決めやすくなります。対象業務に月40時間かかっていて半分にできる見込みなら、減る20時間に社員の時給を掛けた額が、毎月の効果の目安です。規模ごとの相場は業務改善コンサルの費用相場にまとめています。

補助金を使う場合

国のデジタル化・AI導入補助金(旧IT導入補助金)を使う場合、通常の申請では事務局に登録されたIT導入支援事業者と組む必要があり、補助の対象も登録されたツールに限られます。補助金の締め切りから逆算して製品を急いで決めると、業務に合わない製品を補助付きで入れることになりかねません。何を変えるかの整理は、申請の前に済ませておきます。

相談の前に、変えたい業務の数字を1週間だけ測る

公的な窓口でも民間の会社でも、次の数字が手元にあると話が早く進み、導入の後に効果を確かめる材料にもなります。変えたい業務を1つ決めて、1週間だけ記録すれば足ります。

測るもの相談の前導入の3か月後
1件あたりの所要時間1週間、開始と終了の時刻を控える同じ業務を同じ方法で1週間控える
月の件数と、やり直しの件数前月の実績を数える直近1か月の実績を数える
その業務をできる人数いま1人で回せる社員の数手順書を見て1人で回せる社員の数
社長に確認が回ってくる回数1週間分を数える同じ1週間の長さで数える

業務の書き出し方が分からない場合は、業務棚卸しのやり方の手順で、1つの業務だけ先に書いてみてください。30分ほどあれば1業務分は書けます。システムを入れるより、手順や業務の分担を見直す方が合う会社もあります。その場合は大阪・関西の業務改善コンサル(伴走型)の比較もあわせて読んでみてください。

大阪のDX支援・システム導入支援についてよくある質問

大阪・本町の周辺で、中小企業がDX支援やシステム導入支援を相談できる先はどこですか。

無料の公的な窓口では、本町1丁目の大阪産業創造館にあるDX推進相談窓口、大阪産業局の大阪デジタル・AI活用促進プロジェクト(OBDX)、大阪府DX推進パートナーズ、大阪府よろず支援拠点があります。設定や仕組みづくりまで頼むなら、製品の販売会社や開発会社、業務の整理から伴走する支援会社が相談先になります。SalesDockも大阪市中央区本町を拠点に、業務の整理からシステム導入、社内への定着までを支援しています。

DX支援会社とシステム導入支援会社は、何が違いますか。

呼び方に決まった区別はなく、同じ会社が両方を名乗ることもよくあります。比べるときは名前より、どこから引き受けるかを見ます。業務の整理から入るのか、決まった製品の設定から入るのか、入れた後の定着まで見るのかで、自社に残る仕事が変わります。

大阪で無料でDXの相談ができる窓口はありますか。

あります。大阪産業創造館のDX推進相談窓口は、中小企業と創業者が無料で使え、専門家にメールか予約制の面談で相談できます。大阪産業局のOBDXでは、ITの専門家が課題の整理をオンラインで支援しています。いずれも助言が中心で、設定や構築などの作業は別の事業者に頼むことになります。

DX支援・システム導入支援の費用はどのくらいですか。

公的な窓口の相談は無料です。民間の支援会社は、月額で続ける形と、範囲を決めて総額で見積もる形が中心で、金額は訪問の回数や手を動かす範囲で大きく変わります。SalesDockは、AI内製化が初期15万円+月10万円〜(税別・90日)、AI業務実装がお試し10〜30万円/本実装は個別見積もり(税別)です。複数社を比べるときは、同じ業務、同じ期間、同じ訪問回数の条件で見積もりをそろえます。

IT担当者がいない会社でも、システム導入を進められますか。

進められます。ただし、導入を決める人と、毎日使う人の2つの役割は社内に残ります。社長か責任者が月に数回の確認に答えられるなら、要件を書く作業や製品選びは支援会社に任せられます。

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