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不動産

不動産会社のYouTube・TikTok活用|動画集客を始める現実的なステップ

スマホ1台・週1本から始める動画集客の実践ガイド

9分で読める

この記事は不動産会社のDX・業務改善 完全ガイドの一部です。不動産業の効率化を体系的に知りたい方はまず完全ガイドをご覧ください。

この記事のポイント

不動産会社がYouTube・TikTokで集客するための始め方を解説。プラットフォーム選び、動画の種類、スマホ1台で始める方法、成功・失敗パターンまで。

不動産会社の集客チャネルとして、動画が無視できない存在になっている。物件紹介動画がきっかけで内見予約が入る、社長のトーク動画で会社の信頼感が伝わる—こうした事例が増えてきた。ただし「動画をやるべき」と分かっていても、何から始めればいいか分からない経営者が大半。この記事では、YouTube・TikTok・Instagram Reelsの3つを比較した上で、スマホ1台で始める現実的なステップを解説する。

YouTube vs TikTok vs Instagram Reels—どれを選ぶか

結論から言うと、不動産会社が最初に始めるならYouTubeを推奨する。理由は「検索で見つけてもらえる」こと。TikTokやReelsはタイムラインで流れてくる偶発的な出会いが主体だが、YouTubeは「地域名+物件種別」で能動的に検索するユーザーがいる。不動産は高額商材なので、「たまたま見た」より「自分で調べた」ユーザーの方が成約率が高い。

プラットフォーム比較

項目YouTubeTikTokReels
検索流入強い(Google検索にも表示)弱い弱い
動画の寿命長い(数年視聴される)短い(数日)短い(数日)
ユーザー層20〜50代10〜30代20〜40代
制作コスト中(5〜15分推奨)低(15〜60秒)低(15〜60秒)
不動産との相性物件紹介・エリア解説向きルームツアー・ビフォーアフター向き既存フォロワーへのリーチ向き

ただしTikTokは「バズる」可能性がYouTubeより高い。賃貸仲介でターゲットが20代の場合はTikTokも有効。理想はYouTubeで5〜10分の動画を撮り、そのハイライトをTikTok・Reelsに転用する「1素材3展開」の運用。ただし最初から3つ同時にやると続かないので、まずはYouTube1本に絞ることを勧める。

不動産会社が作るべき動画の種類4つ

1. 物件紹介・ルームツアー

最も需要が高いのが物件紹介動画。写真では伝わらない広さ・動線・日当たりを動画で見せることで、内見前の期待値を上げる。ポイントは「玄関から入って、実際に住む人の目線で回る」こと。不動産営業の内見案内をそのまま撮るイメージ。

2. エリア紹介・街歩き

「○○駅の住みやすさ」「○○エリアのスーパー・学校事情」など、物件ではなくエリアを紹介する動画。検索需要が大きく、YouTube上で長期間視聴される資産型コンテンツになる。物件が売れた後もエリア動画は価値が残る。

3. お客様の声・成約事例

実際に取引したお客様の感想を動画で残す。テキストの口コミより信頼性が高く、「この会社に頼んで大丈夫」という安心感につながる。顔出しNGの場合は音声+テロップでもいい。

4. 不動産の豆知識・業界解説

「仲介手数料の仕組み」「内見で見るべきポイント」「住宅ローンの選び方」など、お客様が知りたい情報を解説する動画。専門知識を分かりやすく伝えることで、会社の信頼性が上がる。この種の動画は顔出しで話す方が効果的。

スマホ1台・週1本で始める具体的な方法

動画制作を外注すると1本3〜10万円かかる。中小不動産会社がそのコストを継続するのは現実的ではない。最初はスマホ1台で十分。

最低限の機材と費用

スマホ:iPhone 13以降またはPixel 6以降(手持ちのもので十分)

三脚:スマホ用三脚 1,500〜3,000円

マイク:ピンマイク 2,000〜5,000円(なくてもスマホ内蔵マイクで可)

編集アプリ:CapCut(無料)またはVLLO(無料〜月500円)

合計:5,000〜10,000円で始められる

撮影は「1物件15分」を目安に、編集で5〜8分にカットする。週1本ペースなら、撮影15分+編集30分=1時間弱で回せる。完璧を目指さず、まず10本出すことが最優先。10本撮れば、自分なりの型ができてくる。

成功している不動産YouTubeチャンネルの共通点

動画集客に成功している不動産会社には、いくつかの共通点がある。

エリアを絞っている:全国の物件を紹介するのではなく、「○○市専門」「○○線沿線特化」と範囲を限定。ニッチでも検索上位を取りやすく、地元のお客様が「この会社は地元に詳しい」と感じる。

顔と名前を出している:匿名チャンネルより、営業担当や社長が顔を出しているチャンネルの方が問い合わせにつながりやすい。動画で「この人に相談したい」と思ってもらえるかがポイント。

更新頻度を守っている:週1〜2本を半年以上続けているチャンネルは、ほぼ確実に成果が出ている。逆に月1本以下では視聴者が定着しない。

サムネイルとタイトルにこだわっている:動画の中身より、サムネイルとタイトルの方がクリック率への影響が大きい。物件の特徴を一言で伝えるサムネイルを作る。

よくある失敗パターンと回避策

失敗パターンと対策

失敗パターン原因対策
10本出す前にやめる再生数が伸びず心が折れる最初の30本は再生数を見ない。まず型を作ることに集中
編集に凝りすぎる1本に5時間かけて疲弊テロップは最低限、BGMはフリー素材。30分で編集を終わらせるルール
物件紹介しかやらない物件が売れると動画の価値がなくなるエリア紹介・豆知識を3本に1本混ぜる
問い合わせ導線がない動画を見ても連絡方法が分からない概要欄にLINE・電話番号・HP。動画の最後に「お気軽にご連絡ください」

まとめ:まずYouTubeで10本出す

動画集客は「やった方がいい」のは間違いないが、続けなければ意味がない。最初から3プラットフォーム同時運用や、プロ級の編集を目指すと確実に挫折する。まずはYouTube1本に絞り、スマホで週1本、10本出す。10本出した時点で反応を見て、TikTok・Reelsへの横展開を検討する。

動画は自社HPやSNSと組み合わせることで集客効果が倍増する。自社HPのSEO対策については「不動産会社のSEO対策」、Instagramの活用法は「不動産会社のInstagram運用戦略」、ポータルに頼らない集客全般については「ポータルに頼らない集客戦略」も参考にしてほしい。

泉 款太(いずみ かんた)

株式会社SalesDock 代表取締役

慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 不動産・製造業・クリニックなど現場産業向けのAI業務効率化コンサルを提供。 30社以上の中小企業のAI活用・業務改善を支援。

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