不動産会社のKPIダッシュボードをAIで作る|反響・追客・物件・利益をつなぐ
反響数、追客状況、物件更新、利益率を別々に見ている不動産会社向けに、AIとダッシュボードで数字をつなぐ方法を解説します。
この記事で答えること
不動産会社の経営数字を見える化したい。その疑問に答えます。
この記事のポイント
- KPIは反響数だけでなく、追客、物件、利益までつなげて見る必要がある。
- 月末レポートでは遅く、週次で見る数字を決めることが重要。
- AIは数字の異常や次に見るべき論点を出す補助役になる。
数字があるのに判断できない理由
不動産会社には、反響数、広告費、内見数、媒介数、在庫、成約、粗利など多くの数字があります。しかし、それぞれが別々の場所にあると判断に使えません。
社長が欲しいのは数字そのものではなく、どこが詰まっていて、次に何を変えるべきかです。
まず見るべきKPI
仲介なら、反響数、初回返信時間、来店率、内見率、成約率、広告費をつなげます。買取再販なら、仕入れ件数、査定通過率、在庫期間、粗利率、販売期間を見ます。
毎月の集計ではなく、週次で異常が見える状態にすると、手遅れになる前に打ち手を出せます。賃貸管理を持っている会社は指標の種類が変わるので、入居率や滞納率の分母の決め方をまとめた賃貸管理会社のKPI6指標と分母の決め方もあわせて見てください。
画面を作る段になると、数字をどこから引くかの話になります。公的データを取り込む構成は不動産情報ライブラリAPIをBIツールに繋ぐ手順に書きました。
出典・一次情報:「見える化」とはどういうことなのでしょうか?(J-Net21/独立行政法人 中小企業基盤整備機構)(見える化とは、仕事における問題を常に見えるようにすることで、問題が発生してもすぐに解決できる環境を実現する取り組み、と説明されています)。制度・統計は改定されます。最新の情報は公表元でご確認ください。
| 業態 | つなげて見るKPI |
|---|---|
| 仲介 | 反響数、初回返信時間、来店率、内見率、成約率、広告費 |
| 買取再販 | 仕入れ件数、査定通過率、在庫期間、粗利率、販売期間 |
AIで論点を出す
AIはダッシュボードの数字を見て、反響は増えているのに来店が落ちている、在庫期間が伸びている、価格改定が遅れている、といった論点を出せます。
社長エージェントは、数字を集めるだけでなく、経営会議で見るべき論点に変えるところまで支援します。
よくある質問
不動産会社はまずどのKPIを見ればいいですか?
仲介なら反響数、初回返信時間、来店率、内見率、成約率、広告費をつなげて見ます。買取再販なら仕入れ件数、査定通過率、在庫期間、粗利率、販売期間を見ます。
KPIは月次でまとめるだけではだめですか?
月末レポートでは遅く、毎月の集計ではなく週次で異常が見える状態にすると、手遅れになる前に打ち手を出せます。週次で見る数字を決めることが重要です。
数字はあるのに経営判断に使えないのはなぜですか?
反響数、広告費、内見数、媒介数、在庫、成約、粗利がそれぞれ別々の場所にあると判断に使えないからです。社長が欲しいのは数字そのものではなく、どこが詰まっていて次に何を変えるべきかで、AIは反響は増えているのに来店が落ちている、在庫期間が伸びている、価格改定が遅れているといった論点を出せます。
導入前のチェックリスト
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BIツール比較ではなく、不動産業務の判断に必要なKPI設計で差別化できる。 単体のツール選定だけで終わらせず、現場で使う業務の流れまで一緒に整えます。
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泉 款太(いずみ かんた)
株式会社SalesDock 代表取締役
慶應義塾大学法学部卒。スタートアップ、ラクスル、リクルート(SUUMO)を経て2025年に独立。 中小企業の経営・営業・業務・データをつなぐ事業基盤の設計と実装を支援。 不動産・製造業・クリニックを中心に30社以上の業務改善に携わる。
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