不動産構築中

査定書の作成ツールを作り、登記簿の転記をなくして 20時間/月を短縮

土地建物の査定書を、登記簿PDFと数件の入力から自動で組み立てる仕組み。全部をAIに任せるのではなく、算定と出力だけを機械に寄せて、価格の調整と最終確認は人が行うアシスト型にしている。既存の査定書テンプレートをそのまま使い、いま現場が出しているものと同じ書式で出力できることを完成の条件にした。

会社
某地域密着型不動産企業 様
業種
不動産
規模
地域密着の売買仲介
支援期間
2026年6月〜

導入前の課題

  • 査定書は10シート構成で、入力から表紙・各ページまで数式で連動しており、扱える人が限られる
  • 登記簿から面積・構造・築年を目で拾って転記しており、1件ごとに時間がかかる
  • 用途地域や建蔽率などの役所情報は自治体ごとに調べ先が違い、担当者が毎回探している
  • 担当者によって根拠の置き方が変わり、査定額の説明が属人的になりやすい

業務の流れがどう変わるか

いま登記簿から面積・構造・築年を目で拾って転記用途地域や建蔽率を自治体ごとに調べる10シートの査定書に数字を入れていく扱える担当者だけが仕上げる人の作業 4つ
これから登記簿PDFをアップロードする面積・構造・築年を抽出土地・建物・調整を算定計算エンジンが組み立てる価格を調整し同じ書式のExcelで出す人の作業 2つ
図: 査定書づくりの流れ。転記と算定を仕組みに寄せ、価格の調整と最終確認は人が行う。出力する書式はいまのテンプレートのまま。
支援内容をもとに再構成した業務イメージ。実際の操作画面ではありません。

支援内容

  1. 1登記簿PDFから面積・構造・築年・所在地を自動で抽出し、転記そのものを無くす
  2. 2既存テンプレートの計算構造を解析し、土地・建物・市場調整・予想帯の算定を計算エンジンとして切り出す
  3. 3所在地から自治体の都市計画図へ振り分けるリンク集を用意し、役所情報の調べ先を迷わせない
  4. 4アップロードから査定書Excelの出力までを3ステップのWeb画面にまとめ、価格調整と最終確認は人が行う形にした

取り組みの成果

BEFORE

登記簿から手作業で転記

AFTER

PDF投入で面積・構造・築年を自動抽出

BEFORE

査定書の作成は特定の担当者のみ

AFTER

入力3ステップで同じ書式のExcelを出力

使用したツール

PythonFlaskExcelPDF解析都市計画図GIS

同じ課題が起きやすい会社

  • ・査定書を作れる人が社内で限られている
  • ・登記簿や役所情報の転記に時間を取られている
  • ・既存の書式を変えずに手間だけ減らしたい

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ツールが決まっていなくても構いません。現状の業務と実現したい状態から整理します。

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